ゴージャスランチ

「おにぎり おおひら」で検索してこのページに来てくださる方がいるようなので
もう少しちゃんと場所などを付記しておこうと思います。
もともとはこちらの日記に書いたお店です↓
白金高輪から表参道へ - おでまめ記


この「おおひら」はお米屋さんでお昼におにぎりやお弁当を売っています。
お米屋さんだけあってお米がtotemo美味しいのです。しかも具がみっちり。
先日食べたおにぎりはいくらがはみ出ていました。はみいく。
場所は少しわかりにくいのですが、首都高目黒線の天現寺出口の近く、肉のハナマサの向かいです。

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最寄は白金高輪駅です。早歩きで10分といったところでしょうか。
晴れた日にここでおにぎりを買ってそのまま広尾へ北上し有栖川公園でピクニックなんてのもオツです。


この日は豪勢におにぎり三つをいただきました。うまうま。
見えにくいですが、納豆のおにぎりはゆかりがまぶされています。

ノロノロの実

疲れて働く意欲が消えそうなので、ここで一発現実逃避をしてみる。
たしか今日は大学の二次試験のはずなので
随分前のことにはなるけれど、わたしも受験生だったときのことなどを思い出してみる。


と思ったけど昔過ぎて思い出せない。
一生懸命勉強していたなーという印象はあるけれど、美化しているような気もする。
問題集を買いあさるのが好きな受験生だった。
この化粧品は効くんじゃないかと基礎化粧品を次々と買ってしまう感じに近いかもしれない。
今の人たちはどんな風に受験勉強をするのだろう。やっぱりネットで調べ物とかするのかなあ。


よく覚えていることが二つある。なぜ覚えているかというと人に何度も話しているからだ。
一つは受験当日の目覚ましテレビの星座別運勢が最下位だったこと。
もう一つは泊まったホテルで夕食を食べていたら、同じ大学を受けると思われる男性がお母さんと一緒に来ていて
そのお母さんが周囲の人にご飯をよそってあげたり話しかけたりしていて
「リアル教育ママだー」と、とても驚いたこと。


今思えば驚くべきことではないのだけど
特に教育熱心でもない地方の学校で育ったわたしにとっては初めて見るタイプの人だった。
無事大学へ入れてからは、もっと大きな驚きをたくさん経験できるわけなのだけど。


母方に美しい二人の従姉妹がいて、年上の彼女たちはいつも先をいっていた。
わたしが小学生のときは「中学校のほうが大変だ。」と言われた。中学生になったらたしかに大変だった。
けれど今度は「中学校より高校のほうがつらい。」と言われた。たしかにいっぱい勉強しなければついていけなかった。
これらの言葉はわたしにとっては魔女の呪いのようで怖かった。
そしてわたしも同じような言葉を妹に言っていたかもしれない。
呪いは今も続いているのだろうか。

東新宿〜若松河田〜曙橋〜新宿(前編)

傷心した自分を慰めるべく文章を書き散らしたいと思います。
まだダメージが残っているのか今朝トイレットペーパーをかえようと
新しいロールをとったら手からすべりおちていきました。そのまま便座の中へイン。
トイレットペーパーの吸水力のすばらしさを見せつけられました。


さて先日、友人エイコとともに新宿界隈をお散歩したときの記録です。
東新宿駅で待ち合わせました。わたしは副都心線東新宿まで出たのですが
渋谷駅の近未来的なたたずまいが好きで写真を撮りまくりました。
でも地下に途方もなく深すぎると思う。エンドレスエスカレーター…。


東新宿駅A2出口を出て抜弁天通りを若松河田駅方面へ歩きます。
まもなくすると少し路地に入ったところで久左衛門坂に出会います。


工事のおじさんに「史跡巡りかー!いいねえ!」と声をかけられあいまいな笑顔で応えました。


久左衛門坂の裏手に梯子坂があります。梯子をのぼるように急だからそう名付けられたとか。
坂に特別思い入れのないエイコもここは良いね!と感想をもらしていました。


抜弁天通りに戻り反対の路地に入り法善寺へ向かいました。七福神の一人、寿老人がまつられています。

寿老人300円とは…?
うむ。 


今回も「タモリのTOKYO坂道美学入門」を参考に坂をめぐっているのですが
道がマイナーで時々不安になりました。ここでは墓地の中を通り抜け。

ニャー発見!

呼んだ?  


次は西向天神社の山吹坂です。
江戸城を築城した太田道灌の山吹伝説に由来する坂のようです。階段坂ですね。

道灌が農家に雨具を借りに行ったのに少女から山吹を渡されて憤慨していたら家臣から
「七重八重花は咲けども 山吹の実の(みの)一つだに なきぞ悲しき」の兼明親王の歌に掛けて
奥ゆかしく答えたのだと教わり、道灌は自分を恥じてそれ以降歌道を勉強するようになったとか(wiki情報)。


貸せる雨具もない貧しさを実をつけない山吹に例えて歌にたくすなんて、つつましやかで気が利きすぎています。
現代に生きてはてなユーザーになっていたら、気の利いたブックマークコメントであっという間に人気者でしょうね…。
歴史上の人物すらねためる自分の卑しさが愛おしいです。


この貧しい少女の名は紅皿というのですが、お墓が近くにありました。

その裏にニャー発見!
お前らにゃーにゃーうるさい。


さっきのネコは真っ白で今度は真っ黒。
「白黒はっきりしているネコが多いね」とコメントしエイコに冷ややかな対応をされました。紅皿はまだ遠く…。
次はまた抜弁天通りにもどり、まっすぐ若松河田を目指します。
途中に弁天さんや犬御用屋敷跡などもありましたが、見どころが少ないので割愛します。


若松河田駅ちかくの小笠原伯爵邸です。スペイン式の洋館だとか。おっしゃれー。

中でお茶もできます。

しかし慇懃無礼のお手本のような店員さんがいるので、気をつけたほうがいいです。
怒りで我を忘れかけました。あぶないあぶない。


ここまででやっと半分です。長くなってしまったかしら…。二編にわけようと思います。
全体の地図しか作らなかったのですが、まとめの地図です。

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とろり

akk-o2009-02-14

彼の舌はわたしをとろとろにとろけさせる。
気持ち悪い書き方をしてみたけど、仙台の「利久」で牛タンを食べておいしかったときのことです。
牛たん炭焼 利久 東口本店(仙台/牛タン) - ぐるなび
写真はタンシチューですが、あんなにおいしかったのに写真から全く伝わってこない…。
仙台を訪ねたときは大雪で歩きまわることが困難でした。
たけすかさんの冊子が置いてある雑貨屋さんに行きたかったのですけど。。。無念。
基本的にずっと食べていたという印象です。胃が荒れてしまい帰りの新幹線でリバースしました。
いったいわたしはどこへ向かっていたのか。大食いチャンピオン?
仙台は3回ほど行ったことがあるのですが、今回が一番何もしていないです。すべては雪のせい。


昨日春一番が吹いて今日は唐突に春めいております。
洗濯物もたっぷり干して、おれはもうおでかけする準備ができている。
あとはオールブランに無調整の豆乳を入れて飲むと超絶まずいことを追記しておきたい。

モー

akk-o2009-01-29

酔っ払って友人のお尻にきゅうりを入れようとしたことを思い出しては罪悪感でいっぱいになっている。
明日から出張だけどその準備をする気もあまり起きない。部屋を片付けられない。
ほんとごめん。きゅうり。


みなさん知りたくてしょうがないと思うから教えますけど、わたしの体の皮膚はまあまあきれいです。
しかし顔の皮膚はあまりきれいではありません。肌荒れしがち。
その原因は小さいころ父から顔の脂をこすりつけられたせいだと思っています。
「お父さん顔があぶらっこい」と悪口を言ったら、父は自分の顔の脂を指でぬぐいとりわたしの顔につけてきたのです。
それ以来わたしの肌は脂性になり、鼻の頭に黒いぷつぷつができるようになりました。


黒いぷつぷつが気になってしょうがないので、触って皮脂をしぼりだしていたら
母が「そんなことしていると鼻がどんどん大きくなっちゃうよ!」とわたしを叱りました。
元ネタは芥川龍之介の「鼻」かもと思うのですが、わたしは読んだことがなく
まったくもって信じ込んでしまいました。すごく怖かったです。
それでもやはり鼻の頭のぷつぷつは気になるもので、セロテープを貼ってはがしたら一緒にとれないかしらと
セロテープ美容法を開発し失敗におわっていました。
毛穴パックが世に出たときは「わたしが欲しかったのはこれだ」と思いました。
しかしながら30歳になっても鼻の頭のぷつぷつはなくなることはありません。最近悪化している気がします。
さわやかに生きていきたいです。

イブプロフェン投入

akk-o2009-01-27

二日酔いがひどいのかと思ったら風邪をひいていた。発熱による頭痛め。
使っているノートパソコンが作業をしていなくてもファンがうるさくすぐポカポカになる。
空回りしている自分を見ているようで腹立たしい。


昨日法医学のドラマを見たのだが、出ているメンズがまるっと好みで(泉谷しげるはのぞく)心拍数があがりっぱなしだった。
全員から言い寄られたら誰と付き合おうかと真剣に考えてしまった。結論を出す必要はなかった。
そういえば以前、医学部の法医学教室の前を通ったらドアに
「警察関係のかたは裏へまわってください」というようなことが書いてあってドラマみたいと思ったのだった。

白金高輪から表参道へ

今回はある使命をもって表参道でおこなわれているイベントを見に行ってきました。
スタートは、前々回のコースの続きとなります。
散歩コース - おでまめ記


北里大学横の小道を入っていきます。

すると古川沿いの道へ出るので、そこを右折、道なりに進むと五ノ橋が見えます。
麻布十番の駅にあるのが一ノ橋だからこの間に三つも橋があるんですねえ。
この橋を渡った右側に黄色い屋根のお店があります。

「おおひら」というお米屋さんなのですが、ここのおにぎりはとてもおいしいです。
具も工夫されていて「納豆とゆかり」とか「わさびとこぶ」とか「ごまとつな」とか。あと忘れた。
ありきたりな表現ですが、ご飯のひとつぶひとつぶがピンコだちで甘みがあり、具も隅々まで入っていて贅沢なおにぎりです。
日曜はお休みなので、残念ながら今回は買えずじまいでした。


おおひらの前の信号を渡って右へ少し歩くと左手に新坂が出てきます。

工事中で情緒もへったくれもありませんでした。
以前ここらを歩いていたらタクシーがキキーっと目の前でとまりどうしたのかと思ったら、
中から顔面蒼白の運転手さんが出てきて
フィンランドの大使館はどこですか!?」とせっぱつまった感じで聞いてきたことがあります。
「お客さんがガイジンさんで日本が通じないから、あうあう…。」と運転手さんが嘆いていてかわいそうでした。
おぼろげな記憶で場所を教えて(すぐ近くだった)ちょっと良いことをした気分を味わえました。


工事中でアスファルト臭い新坂をのぼっていき、途中で左折します。ぐるぐると歩いて行くとフランス大使館があります。
このへんは大使館のメッカですね。そのフランス大使館の横から青木坂が見えます。
細くて急なこう配が良い味を出しています(知ったかぶりです)。

青木坂はおりずに右折して、新富士見坂を見に行きました。

このへんはたいそうな高級住宅街で豪邸というよりは要塞みたいなお宅も見受けられます。
そんなおうちをキョロキョロと見て回るだけでも楽しいのですが、昔そうやって豪邸散策をしていたら
マンションのベランダで交尾をしている人間のカップルをみて、どぎまぎしてしまい
よそ様のおうちを見てはいけないなと思ってからは、あまりキョロキョロしないようにしています。


そうして歩いて行くと有栖川公園に出ます。ここは駅からも近いし凝ったつくりで比較的広いし図書館もあるし
という理由かどうかは知りませんが、いつも混んでいます。そして、そこにいる人たちがハイソなオーラを放っています。

公園を通り抜けて愛育病院のあたりへ出て、坂をくだっていきます。すると北条坂に出ます。
名前の由来は北条家の武家屋敷があったかららしいです。

この坂の右手にもすごい要塞があったのですがこのあたりまでくると豪邸もインフレをおこしてしまって特に感動しません。
くだりきると外苑西通りに出ます。そこから少し北上して細い道を左折すると今度は牛坂があります。

むかしの金持ちが牛車でよく通ったから、とか書いてあった気がします。
この坂の名前と由来を示す木の看板?を探して歩く癖がついてしまいました。

ここから先はもう坂はなくて、ひたすら目的地まで早歩きをしました。
六本木通りを渡ったとたん、街を歩く人のタイプがかわりました。キメキメの人、急増です。
ああ、もうすぐ表参道だと実感がわいてきます。
今回の目的地はスパイラルホールというところでした。ここで感性価値創造ミュージアムってのがやっているのです。
この企画に友人がかかわっているのでお知らせをもらい見にきたわけです。
ローコスト住宅 比較ガイド 〜ハウスメーカー一括資料請求のススメ〜


まあ難しいことはわからないのですが、単純におもしろかったです。
生活を今より楽しくしてくれそうな新しいものがいっぱいありました。
音楽を流しながら踊るロボット。

すごいねー未来だねーと言ったら「一年前から出ている」とのことでした。
ついでに掃除をしてくれたらいいのにと思ったら、横にいる女性も同じことを言っていました。
もう何もいわない何も感じない。


オブジェにもなるスピーカー。かわいいなあ。

母乳を飲む角度で飲める哺乳瓶。プレゼントに良さそう…!と思ったら(以下略)。

虫みたいに動く乗り物。でも動いてくれなかった。

わたしが一番ほしい!と思ったのは漆塗りキットです。どうして今までなかったの?と思うくらいツボな一品でした。


そして友人にみかんを渡すというミッションをつつがなく遂行し、無事帰宅の途につきました。
今回の散歩コースのまとめです。

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