白金高輪から表参道へ

今回はある使命をもって表参道でおこなわれているイベントを見に行ってきました。
スタートは、前々回のコースの続きとなります。
散歩コース - おでまめ記


北里大学横の小道を入っていきます。

すると古川沿いの道へ出るので、そこを右折、道なりに進むと五ノ橋が見えます。
麻布十番の駅にあるのが一ノ橋だからこの間に三つも橋があるんですねえ。
この橋を渡った右側に黄色い屋根のお店があります。

「おおひら」というお米屋さんなのですが、ここのおにぎりはとてもおいしいです。
具も工夫されていて「納豆とゆかり」とか「わさびとこぶ」とか「ごまとつな」とか。あと忘れた。
ありきたりな表現ですが、ご飯のひとつぶひとつぶがピンコだちで甘みがあり、具も隅々まで入っていて贅沢なおにぎりです。
日曜はお休みなので、残念ながら今回は買えずじまいでした。


おおひらの前の信号を渡って右へ少し歩くと左手に新坂が出てきます。

工事中で情緒もへったくれもありませんでした。
以前ここらを歩いていたらタクシーがキキーっと目の前でとまりどうしたのかと思ったら、
中から顔面蒼白の運転手さんが出てきて
フィンランドの大使館はどこですか!?」とせっぱつまった感じで聞いてきたことがあります。
「お客さんがガイジンさんで日本が通じないから、あうあう…。」と運転手さんが嘆いていてかわいそうでした。
おぼろげな記憶で場所を教えて(すぐ近くだった)ちょっと良いことをした気分を味わえました。


工事中でアスファルト臭い新坂をのぼっていき、途中で左折します。ぐるぐると歩いて行くとフランス大使館があります。
このへんは大使館のメッカですね。そのフランス大使館の横から青木坂が見えます。
細くて急なこう配が良い味を出しています(知ったかぶりです)。

青木坂はおりずに右折して、新富士見坂を見に行きました。

このへんはたいそうな高級住宅街で豪邸というよりは要塞みたいなお宅も見受けられます。
そんなおうちをキョロキョロと見て回るだけでも楽しいのですが、昔そうやって豪邸散策をしていたら
マンションのベランダで交尾をしている人間のカップルをみて、どぎまぎしてしまい
よそ様のおうちを見てはいけないなと思ってからは、あまりキョロキョロしないようにしています。


そうして歩いて行くと有栖川公園に出ます。ここは駅からも近いし凝ったつくりで比較的広いし図書館もあるし
という理由かどうかは知りませんが、いつも混んでいます。そして、そこにいる人たちがハイソなオーラを放っています。

公園を通り抜けて愛育病院のあたりへ出て、坂をくだっていきます。すると北条坂に出ます。
名前の由来は北条家の武家屋敷があったかららしいです。

この坂の右手にもすごい要塞があったのですがこのあたりまでくると豪邸もインフレをおこしてしまって特に感動しません。
くだりきると外苑西通りに出ます。そこから少し北上して細い道を左折すると今度は牛坂があります。

むかしの金持ちが牛車でよく通ったから、とか書いてあった気がします。
この坂の名前と由来を示す木の看板?を探して歩く癖がついてしまいました。

ここから先はもう坂はなくて、ひたすら目的地まで早歩きをしました。
六本木通りを渡ったとたん、街を歩く人のタイプがかわりました。キメキメの人、急増です。
ああ、もうすぐ表参道だと実感がわいてきます。
今回の目的地はスパイラルホールというところでした。ここで感性価値創造ミュージアムってのがやっているのです。
この企画に友人がかかわっているのでお知らせをもらい見にきたわけです。
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まあ難しいことはわからないのですが、単純におもしろかったです。
生活を今より楽しくしてくれそうな新しいものがいっぱいありました。
音楽を流しながら踊るロボット。

すごいねー未来だねーと言ったら「一年前から出ている」とのことでした。
ついでに掃除をしてくれたらいいのにと思ったら、横にいる女性も同じことを言っていました。
もう何もいわない何も感じない。


オブジェにもなるスピーカー。かわいいなあ。

母乳を飲む角度で飲める哺乳瓶。プレゼントに良さそう…!と思ったら(以下略)。

虫みたいに動く乗り物。でも動いてくれなかった。

わたしが一番ほしい!と思ったのは漆塗りキットです。どうして今までなかったの?と思うくらいツボな一品でした。


そして友人にみかんを渡すというミッションをつつがなく遂行し、無事帰宅の途につきました。
今回の散歩コースのまとめです。

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